越前ガニとは?
越前ガニとは福井県で水揚げされたズワイガニのオスのみを指し、最高級の蟹と言われています。
ちなみに福井県で水揚げされるメスのズワイガニは「せいこ」と呼ばれています。
越前ガニの大きさは、甲羅の幅が15センチ、足を伸ばすと左右70〜80センチにもなります。
しかし、オスの越前ガニに比べ、メスのせいこは7〜8センチぐらいしかありません。
甲羅によく付着している黒いつぶつぶはカニビルの卵です。
カニビルは、蟹がおいしく育つ海域にのみ生息する虫で、これが付着しているカニは脱皮後の時間が長いことを示しており、身入りが良い証拠とされています。

越前ガニの体は暗赤色ですが、熱を加えると赤くなります。
主に塩茹でや蒸しガニなどで食べられますが、缶詰などの原料にもなっています。
越前ガニの蟹肉は上品で甘みがあります。
また、「赤いダイヤ」とも呼ばれるメスの卵巣(内子)はとろけるようなうまみがあります。
2008年の越前がに漁の解禁日は11月7日。3月下旬までのおよそ5カ月間、越前ガニは越前海岸にある主要港に水揚げされます。
ズワイガニは越前ガニのほかに、山陰地方の日本海側の松葉ガニ、石川県の加能ガニなど、生育地によりさまざまな名前で呼ばれ、それぞれ微妙に味わいが異なるようです。